口腔リハビリテーションについて

当法人では各施設において日本歯科大学附属病院の協力の下、毎月1回、頸部聴診や内視鏡検査による摂食機能評価を実施しています。一人ひとりの咀嚼能力を診断したうえで食事形態を見極め、他職種協働で総合的な食事援助を実践しています。

目的

ご入居者の摂食・嚥下機能を評価し、ご入居者それぞれに合った食事形態や食事中の姿勢、食事介助の方法などの検討を行い、誤嚥の防止やご入居者の摂食・嚥下機能の維持を支援します。

検査内容

ラウンド

ユニットおよび居室にて、食事摂取されているご入居者の状態を観察します。
医師が必要と判断した場合、頸部聴診や嚥下内視鏡検査（VE）の実施します。

頸部聴診

喉に聴診器を当てた状態でご入居者に水分（お茶など）を摂取していただき、嚥下の状態を確認。医師が必要と判断した場合、嚥下内視鏡検査（VE）を実施します。

嚥下内視鏡検査（VE：videoendoscopy）

鼻から内視鏡を入れた状態で、ご入居者に普段通りの食事を摂取していただき、嚥下の状態を確認します。

＜検査の様子＞

＜嚥下内視鏡＞