感染症予防の取り組み及びご入居者様手作りマスク
全国的に感染の拡大がいまだに続いており、収束の目途もまだ見えない新型コロナウイルス感染症ですが、ハピネス昭和の森では、ご入居者様・ご利用者様に安心してお過ごしいただけるように、日々感染症予防対策に努めております。
長期にわたる面会禁止対応となっており、ご家族の皆様にもご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。
現在ハピネス昭和の森では、
・出勤前の体温測定、健康状態の確認
・関係業者の入館制限や検温等の徹底
・手洗い、うがい、マスク着用の徹底
・館内の消毒の強化
・職員食堂の変更。使用時は対面を避け、私語を控える
・万一に備えた感染予防対応用を含めた、必要物品の確保
・文書配布および職員掲示板を活用した、最新情報の共有と周知
等を実施しています。
職員食堂の様子です。3密にならないよう、広いスペースで1人1テーブルで使用しています。窓も開放し、換気にも十分気を付けています。
そんな私たち職員一人ひとりが危機感をもってこの難局を乗り越えようと奮闘している姿を見て、「やれることはやろう」と、職員へマスクを作って下さるご入居者様もいらっしゃいます。
<特養入居者の森田育子様>
全国的にマスクが不足している状況の中、少しでも私たち職員の助けになれば、との思いからマスクを作り始めて下さいました。
「幸い、もともとミシンで色々なものを作っていたので木綿生地もありました。職員さんによって顔の大きさや輪郭が違うので、それぞれのお顔に合うように試行錯誤・改良しながらマスク作りをしています。
おかげで、飽きずに毎日出来ています(笑)」
「誰かの助けになればと思って、自分が出来ることをやらせてもらっています。」
「生きて元気だったら何かしらやっていたい。」
そんなお話を伺い、私たちも頂いたマスクを大切に使わせていただきながら、毎日を頑張ろうと前向きな気持ちになることが出来ました。本当にありがとうございます。
ミシンで1つ1つ丁寧にマスクを作っていただいています。色とりどりでデザインも美しい手作りマスクです。着け心地も優しく、耳も痛くなりません。
今は何よりも感染予防と拡大防止を第一にした対応を継続することが、私たち介護に携わる者たちの義務といえます。そして、施設一丸となって使命感を持って取り組み、1日も早くご入居者の皆様とご家族様が笑顔でお会いできる日を迎えられるように努めていきたいと思います。
施設長 佐藤康一郎